レントゲン検査
胃や腸の検査方法のひとつとして、
「レントゲン検査」があります。
別名、「バリウム検査」といえば、
想像が付くと思います。。。
レントゲンは、そのままだと、
胃が透けて映りません。
なので、バリウム(造影剤)を飲んで
胃を映しているんです。
胃がんや胃潰瘍の検査では、二重造影法といって、
胃を空気や炭酸ガスでふくらませて
映す方法が行われています。
バリウム。。。と聞くと
なんだか嫌なイメージかもしれませんが、
これがないと、ちゃんと検査ができません。。。
検査の方法は、まず顆粒の発泡剤を
少量の水で飲みます。
バリウムを一口飲んで、
そのまま飲み込みます。
ゲップや不味さは我慢です(><)
台が後ろに倒れます。
回転したり左右に動いたり。。
これで胃の全体にバリウムを
薄く胃の全体に付着させます。
息を止めて。。。。はい、撮影です。
いろんな角度で何枚か撮ります。
息を止めないと胃がブレてしまい
ちゃんと撮れません。
このような感じで検査が終わります。
終わったら、なるべく
たくさんのお水を飲んでくださいね!
バリウムが固まる前に出さないと、
便が固くて出にくくなることがあります。
そして検査の前の日は、早めに夜ご飯を食べて、
検査の日は検査まで何もたべてはいけません。。。
水分もなるべくダメです。
最近は、バリウム検査をしないで
内視鏡検査をするところも多くなってきました。
しかし、バリウム検査では、
胃の全容を見ることができるので、
胃下垂の検査などに向いています。