大腸がん
大腸がんはアメリカ人に多い病気といわれていました。
でも、最近は日本人でも大腸がんが増えています。
その原因は、
日本人の食生活といわれています。
もともとの食生活は、
日本人とアメリカ人では違いました。
日本といえば、和食。。。
ご飯と魚。
アメリカといえば
肉中心のどちらかといえば脂っこい食事です。
でも、日本人の食事も最近は欧米化してきて、
肉や脂っぽいものを食べる人が増えてきました。
もともとの食事は、塩分が多く、
胃がんのリスクが高いとも言われていますが、
食事の変化で大腸がんが増えています。
大腸は、場所によって直腸、結腸など
名前が付いています。
大腸がんといっても、できる場所はここ!というのではなく、
大腸のどこにできるか分かりません。
割合的には、直腸がんが40パーセント、
結腸がんが50パーセント、
盲腸がんが20パーセントとなっています。
大腸がんは、比較的他のがんよりも
進行が遅いという特徴があります。
なので、高齢者で、手術などの
治療に耐えられない場合、
様子をみるということもあります。
でも、自覚症状がないことが多く、
早期発見は定期的に検診を受ける
などしかないといわれています。
症状としては、お腹の違和感、
血便などがあります。
でも、このような自覚症状が出た場合には
進行していることも多いそうです。
大腸がんには、その進行具合で
ステージ分類されています。
ステージ0だと、大腸に腫瘍が見つかる程度で、
5年生存率もほぼ100パーセントです。
ステージ4だと、他に転移していたり、末期といわれ、
5年生存率は10パーセン以下になるそうです。
胃がんも大腸がんも早期発見することで、
治すことができます。
早期の場合、体に負担をかけずに
治療することもできます。
定期的な健康診断と、
普段から予防する食生活が大事です。