腸炎
腸炎は、腸の粘膜に起きる炎症のことで、
急性と慢性に分けられます。
小腸、大腸どちらにもなる可能性はありますが、
大腸にでることが多いです。
急性腸炎は、腸炎が急に起こることで、
腹痛、嘔吐、下痢、発熱などが起こります。
急に激しい痛みなどが現れるので、
トイレから出れなくなります(;;)
原因はとってもたくさんあるのですが、
一番多いのは、感染症から起こる急性腸炎です。
細菌やウイルスが原因で起こるのですが、
有名なところだと、O?157やノロウイルスだと思います。。。
O?157といえば食中毒、
夏などにはニュースで流れることもありますよね。
また、冬に流行ったノロウイルス。。
コレが原因になって急性腸炎がおこります。
ということは、夏でも冬でも
腸炎になる可能性はあるんですね(><)
また、潰瘍性大腸炎、クローン病、
大腸がんなどで急性腸炎になることもあります。
下痢が止まらないなど、
急性腸炎になったときは、
心配なのが脱水症状です。
下痢が続くときは
水分補給をしてくださいね。
慢性腸炎は、下痢や便秘が長く続きますが、
急性腸炎よりは症状は軽いです。
でも、あまり治りにくいとされています。
急性腸炎から、慢性腸炎になることもあります。
慢性腸炎でも、進行が見られる場合は、
クローン病や、腫瘍性大腸炎と
診断されることもあります。
慢性腸炎の治療としては、安静にして、
患部を温める、食事や生活に
気をつけることも有効とされています。