胃下垂
ご飯をいくら食べていても太らない人、
いますよね!!
そんな時、「あなた、胃下垂じゃない?」って
よく言ったりする事もあると思います。。。
何で、やせていて、
食べても太らない人と
言われるのでしょうか。
胃下垂は、その名の通り、
胃が正常な位置より下がって
しまっている状態のことをいいます。
ひどいときはおへそや、骨盤の辺りまで
下がってしまうこともあるそうです。。。
普通、胃の上のほうは正常な位置にあって、
下の部分が垂れ下がっています。
イメージ的に、うりが下がっている
感じでしょうか。。。
胃下垂は、ストレスや暴飲暴食、疲れなどの時に、
胃の中に食べ物が溜まってしまって、
下がってしまうことがあります。
また、太っている人が急に痩せて、
胃を支える筋肉が落ちてしまい、
胃下垂になることもあります。
胃は、ぜん動運動をして、
消化の手助けをしています。
胃下垂になって胃が下がってしまうと、
そのぜん動運動が弱くなってしまったり、
ぜん動運動をしなくなってしまいます。
そうなると、消化不良、うまく消化できなくなってしまい、
胃の中に食べ物が溜まってしまいます。
ずっと満腹感が続くので、
食が細くなってしまったりします。
栄養もちゃんと吸収されなくなってしまうので、
体調不良にもつながります。
なので、痩せている人、
食べても太らない人が胃下垂。。。
なんとなく分かりますね!!
食べても太らないなんていいなぁ、なんて、
ちょっと胃下垂をうらやましく思いそうですが、
それはちょっと違います。。。
胃下垂だと、栄養が十分に吸収されなくなってしまうので、
肌荒れなどの体調不良にもつながります。
また、うまく消化できなくなると、
胃は逆に消化しようと
胃酸を多く出します。
胃酸過多でさらに悪化すると
胃炎や胃潰瘍になる可能性もでてきます。
胃が下がってしまうことで、
姿勢も崩れてしまいます。
胃下垂は、なかなか自覚症状がないので、
普段から体調管理はしっかりしましょうね!!