胃潰瘍
胃潰瘍も胃の病気として結構多いですし、
知られている病気ですよね。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍など、
潰瘍って何なんでしょうか?
私達の体って、外気(空気)に触れる部分と
触れない部分があります。
私達の体は、食物が通ったり、呼吸をしたりします。
食物や空気の通り道は、外気に触れる部分です。
こういう空気が触れる部分は
一枚の膜で覆われています。
体の外側は皮膚、体の中は粘膜。。
といえば分かりやすいですよね!!
その膜の一部分が
壊されてしまった状態が潰瘍です。
胃の部分にできると、胃潰瘍、
十二指腸にできると十二指腸潰瘍
となります。
・・・ということは、皮膚などにも潰瘍はできるんですね。。。
あまり聞かないですけど。。。
胃潰瘍は、胃の粘膜が壊されてしまって、
胃の壁がえぐられてしまった状態です。
胃の中では、消化するために強い酸が出ますが、粘膜などで
保護されていたり、保護する粘液を出しているので、
普通胃が荒れたりすることはありません。
攻撃するものもあれば、防御するものもあり。。。
これらのバランスがきちんと取れています。
でも、ストレスなどの原因でそのバランスが崩れてしまい、
攻撃の方が強くなると、胃まで攻撃してしまうんです(><)
胃潰瘍の症状は、胃の痛み、膨満感、吐き気、
食欲不振、嘔吐などです。
また、胃潰瘍の検査をすると、
ほとんどでピロリ菌が発見されているそうです。。
その場合、ピロリ菌を除菌すると
再発を防げるといわれています。